田中将大は「活躍できなかったら自分から…」 メジャー帰り“先輩”の新庄氏が持論
BCリーグ信濃vs新潟の一戦で始球式、ゴールデングラブを手に登場
阪神や日本ハム、メジャーリーグで活躍した新庄剛志氏が18日、ルートインBCリーグの信濃グランセローズ-新潟アルビレックスBC戦(長野)で始球式を務めた。ド派手なゴールデングラブをはめ、マウンドから投球。イベント後には報道陣の取材にも応じ、17日に国内復帰後初の公式戦に登板した楽天・田中将大投手についても言及した。
新庄氏が2004年に日本球界へ戻った際、当時日本ハムのチーム統轄本部長として獲得に尽力した三澤今朝治氏が信濃の球団相談役を務めているのが縁で始球式が実現。サングラス姿の新庄氏は、自身がプロ3年目の1993年に初めてゴールデングラブ賞を受賞したときの実際のグラブを手に登場。投げ終わった後、そのグラブを試合で活躍した選手に贈呈すると宣言した。
取材では、前日の日本ハム戦に先発した田中将の話題も。新庄氏は見ていないと語った上で「メジャーから帰ってきて初登板……ってことは多分、負けました?」と記者に逆質問。5回4安打3失点で負け投手となったことを聞くと「そういうもんだよ。ちょっとしたプレッシャーとか、気合い入れすぎでいろんなところ痛いだろうし、故障も増えるだろうし」と推し量った。
自身も2004年に「メジャー帰り」を経験した“先輩”として持論も展開。「久しぶりの日本のマウンドに慣れだしたら勝ち続けるだろうし、もち活躍できなかったら自分から『もうやめます』って言うだろうし」と今後について大胆に予想した。一方で「俺が偉そうなこと言うなって話ですけどね」と笑いながら話をまとめていた。
(小西亮 / Ryo Konishi)