阪神の“打率4割男”、広島の救援トリオ… 佐藤輝&牧だけじゃない新人たちの躍動
現在セ・リーグで首位に立つ阪神で奮闘する佐藤輝と中野
ペナントレース開幕からまもなく1か月ほどが経つプロ野球。セ・リーグでは阪神がスタートダッシュに成功し、15勝4敗の貯金11で首位を走り。パ・リーグはソフトバンク、楽天、西武の3球団が首位を争う展開となっている。
開幕から熱戦が続く2021年シーズンだが、各球団のルーキーたちの働きも見逃せない、例年以上に各球団でルーキーたちが大きな戦力となり、チームに貢献している。そこで、特に存在感が際立つ新人11人をピックアップしてみよう。
【阪神】佐藤輝明内野手、中野拓夢内野手、伊藤将司投手
ここまで首位を走る阪神。18日の阪神戦に勝利して7連勝とし、2位の巨人に3ゲーム差をつける。好調なチームに貢献しているのが、佐藤輝、中野の2人の野手。開幕前から大砲として期待を集めた佐藤輝はここまでリーグ3位の5本塁打。打率は.214と高くなく、三振もリーグワーストの30個と確実性という面では苦戦しているものの、驚異的なパンチ力を誇る。
また、この連勝期間中にいい働きを見せているのが中野だ。遊撃のスタメンとして連勝した7試合中6試合でスタメン出場。その全てで安打を放ち、現在、打率.467と高いアベレージを残している。また、伊藤将は2試合に先発して1勝0敗、防御率2.25とこちらも好投を見せている。