長打率【意外と知らない野球用語】
長打率
1打席あたりの平均的な塁打数を表す指標。SLG(Slugger Percentage)。「塁打数÷打数」で求められ、一度にどれほど遠くの塁に進めるかを表す。長距離打者は高くなる傾向にあるが、単打も「1」と計算するため、長打のみを打つ割合とは異なる。シーズン全てのヒットが単打だった場合、長打率=打率となる。
2013年には、60本塁打を放ったバレンティン(ヤクルト)がシーズン長打率.779を記録。通算記録では、王貞治が.634で歴代1位となっている。
長打のみの割合を表すIsoP(ISO)は、長打率から打率を引いて求められる。