痛恨サヨナラ招いた「無慈悲な送球エラー」 両軍31安打の乱戦終わらせた“悲劇”
前田健太の3回7失点KOから始まった大乱戦「ツインズよ……マジで言ってる?」
■アスレチックス 13ー12 ツインズ(日本時間21日・オークランド)
ツインズは21日(日本時間22日)の敵地でのアスレチックス戦で、延長10回の末にお粗末なミスで痛恨のサヨナラ負けを喫した。先発の前田健太投手が自身メジャーワーストタイの7失点で3回KO。その後、取ったり取られたりで両軍合わせて31安打が飛び交った乱打戦は、見当違いの悪送球で決着。この幕切れに「なんて無慈悲な送球エラー」「これは酷い負け方」「なんて送球だ! ワオ!」と驚きの声が上がっている。
始まりは前田の大乱調だった。2回に3点を失うと、4回には2被弾で4失点。3点リードを許してマウンドを降りたが、試合はここからさらに動いた。ツインズが5、6回に3点ずつ奪って一時は逆転するも、土壇場の9回に同点に。タイブレークの延長10回にツインズが2点を勝ち越したが、直後に痛烈な光景が待っていた。
無死二塁から2者連続で四球を与えて満塁になると、カナの一、二塁間へのゴロを二塁手のブランケンホーンがお手玉。1点差に迫られた。さらに続くラウレアーノのゴロをアラエスが捕球したが、一塁から大きく逸れる“大悪送球”に。一気に2人が生還して終焉を迎えた。
衝撃の幕切れシーンを、MLB公式ツイッターが動画で公開。ファンからは「アラエスは今日どんな眠りにつくのだろう?」「ツインズよ……マジで言ってる?」「ここまであきれるほどの流れは見たことがない。いまだに信じられない」などと辛辣なコメントが並んだ。アスレチックスはこれで11連勝。「ESPNスタッツ&インフォ」の公式ツイッターは、6連敗スタートしたチームがシーズン内で11連勝するのはMLB史上初だと伝えた。