空振りしたボールが打者の膝を直撃… 切れすぎる“魔球”が「信じられない」

マリナーズのケンドール・グレーブマン【写真:AP】
マリナーズのケンドール・グレーブマン【写真:AP】

スライダーに打者のバットは空を切り、ボールは膝に直撃している

■マリナーズ 7ー3 レッドソックス(日本時間23日・ボストン)

 空振りしたボールが打者の身体に当たってしまう。それだけ投手の変化球の切れ味が鋭いということだろう。22日(日本時間23日)のマリナーズ戦で、レッドソックスのマーウィン・ゴンザレス内野手が空振りしたボールを膝付近に直接受け、話題になっている。

 3-3の同点で迎えた8回1死、マリナーズの右腕ケンドール・グレーブマンがフルカウントから投じた88.6マイル(約143キロ)の内角低めスライダーにゴンザレスのバットは空を切った。鋭い変化を見せたボールはそのままゴンザレスの左膝付近を直撃している。

 バットを振り出す瞬間にはストライクに見えるボールが自分の身体に当たる変化球。NPBでも西武在籍当時の菊池雄星投手(マリナーズ)のスライダーを空振りして足に当てた右打者がいた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされているロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに動画を投稿するとファンはコメントを寄せている。

「打者は1マイルも外してるね」「イタタタ」「暴行」「踏んだり蹴ったり」「これはフェアじゃない」「空振りが打撲傷を負わせることだってある」「エグイ」「これは信じられない」「大爆笑」「スイングした投球が体に当たるなんて、これ以上に恥ずかしいことがあるだろうか」「これは残忍だ」「これはいじめどころじゃない。暴行だ」。グレーブマンのスライダーの切れ味に驚いている。

【動画】空振りしたボールが身体を直撃する衝撃シーン

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