「私は幻覚を見ているのか…」観客席で飼い主に抱かれる動物に実況アナもびっくり
4歳のオス、アレックスくんは“セラピーバニー”の役割を担う
■ジャイアンツ 3ー0 マーリンズ(日本時間23日・サンフランシスコ)
22日(日本時間23日)にジャイアンツの本拠地オラクル・パークで行われたジャイアンツ対マーリンズで観客席にウサギが現れて話題になっている。4歳6か月のアレックスくん(オス)は人間のストレスや不安を軽減する“セラピーバニー”の役割を担っているそうで、ウサギがオラクル・パークの観客席に入るのは初めてのことだという。
MLB公式サイトによると、2回裏の攻撃中にジャイアンツファンの腕に抱えられたウサギが映し出された。ジャイアンツの実況デュアン・カイパー氏は「私は幻覚を見ているのか、それとも本当にウサギを見たのか?」と話したという。
AP通信によると、アレックスくんの飼い主はケイ・カトウさんと婚約者のジョシュ・ロウさん。サンフランシスコにあるブルワリーレストランを、新型コロナによるパンデミック期間中に失い、現在は米国移民局内でカフェを経営している。アレックスくんはカトウさんの不安とストレスを軽減する役割を担っているそうだ。
オラクル・パークの22年の歴史でウサギが観客席に入るのは初めてのこと。試合中には「今日の入場者数は4580人とウサギ1羽です」とアナウンスされたという。