澤村拓一、メジャー初勝利の裏で掴んだ手応え 日本時代にはなかった配球面での新境地
カウント2-0からスライダーを投げる「日本ではなかった」
■レッドソックス 6ー5 マリナーズ(日本時間24日・ボストン)
レッドソックスの澤村拓一投手は24日(日本時間25日)、本拠地・マリナーズ戦を前に会見を行った。前日の同戦では好リリーフでメジャー初勝利を挙げたが、宝刀スプリットではなく「僕の中でスライダーと言う存在はとても大きい」と、新たな球種に手応えを感じていた。
澤村は23日(同24日)の同戦で4回途中から2番手で登板し、1回1/3を3奪三振無失点の好投でメジャー初勝利をマーク。この試合ではスプリット以外の球種に手応えを感じたようで「2ボールからスライダーを投げると言う事は日本ではなかったから。スプリットで三振を取れているのは現実的にあるけれども、僕の中でスライダーという存在はとても大きい」と語った。
渡米してからは体重の変化に苦労したことも明かし「日本では体重を維持したり減らしたり増やしたりという事は僕にとってとても簡単なことだった。だけどこっちに来て最初は時差ボケとかもあったりして体重も落ちたこともある。ようやく日によりますけれども一定の体重を保ちつつある。まだ完璧じゃないけど」と振り返っていた。
(Full-Count編集部)