163キロ剛速球が「こんなに動くことは…」 打者絶望の“究極球”が「気味が悪い」
レイズ新人左腕・マクラナハンがレギュラーシーズンデビューで衝撃の1球を披露
■アスレチックス 3ー2 レイズ(日本時間30日・セントピーターズバーグ)
レイズのシェーン・マクラナハン投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのアスレチックス戦でレギュラーシーズン初登板初先発し4回5安打5奪三振2失点で上々の“デビュー戦”を果たした。101マイル(約163キロ)でスライドする癖球に米ファンも「馬鹿げている」「自分の目が信じられない」と驚きの声を上げている。
昨季のポストシーズンでメジャーデビューしたマクラナハンはこの日がレギュラーシーズン初登板初先発。衝撃の1球は初回先頭打者から奪った三振だった。
右打者カナにカウント1-2から投じた4球目。唸りを上げる101マイル(約163キロ)の剛速球が外角へ向かっていくと打者の手元で急激にスライドし空振り三振を奪った。“プロ初奪三振”となった1球をMLB公式ツイッターも「101マイルはこんな風に動くことはない」とコメントを添え動画を公開した。
163キロでスライドする異次元のボールにファンも「全くもってエグイ」「馬鹿げている」「自分の目が信じられない」「公平じゃない」「常軌を逸している」「これは気味が悪い」と衝撃を受けたよう。ルーキー左腕の快投にケビン・キャッシュ監督も試合後は「彼は傑出していたと思う。横から見ていて、とても感銘を受けた。球自身が物語っていた」と賛辞を送っていた。