ダルビッシュの変化球が「分からない」 “投球分析家”を混乱させた球種は?

3勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
3勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

困惑する投球分析家に、ダルビッシュ本人が“種明かし”している

■パドレス 3ー2 ジャイアンツ(日本時間1日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は4月30日(日本時間5月1日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発。6回1/3を投げて4安打、今季最多となる毎回の12三振を奪って1失点で3勝目を挙げた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は初回にディッカーソンから空振り三振を奪った変化球の球種が「分からない」として映像を自身のツイッターに投稿。ファンはその変化に驚きの声を寄せている。

 フリードマン氏は、1回2死一塁の場面でジャイアンツの5番・ディッカーソンをフルカウントから空振り三振に仕留めた変化球に着目。「えげつない93マイル(約149.7キロ)の球。これが何か分からない。スプリット? スプリーム? チェンジアップ? シンカー?」と綴って映像を投稿した。ダルビッシュが投じた一投は左打者の外側に変化しながら落ちている。

 これに対してファンは「ツーシーム/シンカー」「スプリットかなと思った」「スクリューボール」「ツーシームスプリット」「スラーブ」などと応じ、“球種予想合戦”に。さらに「吐き気がする」「一体なんだこれは? ダルビッシュは本当にスペシャルだ」「逆方向へのスライダーみたい」「打てない球、って呼ぶのはどうだい」「控えめに言ってとんでもない」「“ミラクル”」などとコメントを寄せている。

 その後ダルビッシュ自身が自身のツイッターで“種明かし”。「Robさんは困惑していますがこれはスプリットです」と綴っている。投球分析家も混乱させた右腕の変化球。その投球は凄みを増している。

【動画】ダルビッシュが投じた“球種不明”の変化球

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