マーリンズ公式ラジオ番組が「最も注目集める男」イチローを直撃
4番手の外野手の枠を超え、輝きを放つイチロー
イチロー外野手が新天地のマーリンズで輝きを放っている。若手外野手イエリッチの負傷離脱もあり、先発出場の機会を得ると打率も上昇。6日(日本時間7日)のナショナルズ戦終了時点で今季全28試合に出場し、うち19試合に先発。打率2割9分1厘、1本塁打、8打点の成績を残し、外野手の「4番手」という枠を超えた活躍を見せている。
その41歳のベテランについて、このほどマーリンズの球団公式ラジオ番組「マーリンズ・ラジオ・ネットワーク」がインタビューを実施。名物アナウンサーのグレン・ジェフナー氏が本人の現状を掘り下げている。6日に現地で放送された同番組でイチローは「今年マーリンズで最も注目を集めている選手」「マイアミを経由して(アメリカ野球殿堂博物館のある)クーパーズタウンに向かう男」と紹介され、インタビュー内で新しいチームや仲間、ファンに対する感謝の意を示している。
ジェフナー氏からチーム内に溶け込んでいる様子を問われ、イチローは「14年間メジャーでプレーしていて、クラブハウスやチームでは時には選手のエゴや選手同士の相性もあったりもするものだけれど、これだけどの選手ともいい関係にあることって、なかなかないですね」と、新天地への満足感を口にしている。
「他の選手が僕に敬意を表してくれることは素晴らしいことです。僕は自分のできることをしたいと思っています。僕に対してしてくれたこと以上のことを、返したいと思っている。その事実だけでも、このクラブハウスの雰囲気がいかに素晴らしいか、ということ。僕はこのクラブハウスの雰囲気の良さにある意味ショックを受けています」