鷹・今宮も無理? 三遊間最深部からジャンピング“鬼肩”送球が「信じられない」
衝撃の鬼肩に「年間最優秀プレー?」の声も
■カージナルス 12ー5 パイレーツ(日本時間2日・ピッツバーグ)
パイレーツのアダム・フレイジャー内野手が、1日(日本時間2日)のカージナルス戦で、衝撃の鬼肩送球を見せた。三遊間の最深部から振り向きざまのジャンピング送球でアウトにした姿に「怪物だな」「あれはデレク・ジーターか?」「信じられないプレーだ」などと称賛の声が上がっている。
5回1死走者なしの場面で、右打席のポール・デヨングが放った打球は三遊間を襲った。守備シフトで三塁寄りに守っていた二塁手のフレイジャーは、逆シングルで捕球。ジャンプしながら振り向き、一塁に強烈なスローングを見せた。一塁手前でショートバウンドしてアウトに。これぞメジャーの超絶美技だった。
MLB公式サイトによると、フレイジャーは「正直な話、彼をアウトにできる時間があったかわからなかった。ただ単にボールを捕って、ジャンプして投げただけさ」と淡々。ただ、デレク・シェルトン監督は「二塁手のプレーではあれが私の見た中でも最高レベルのプレーだ」と手放しでたたえた。球団の公式インスタグラムが動画を公開すると、ファンからは「ジーターを感動させようとしたに違いない」「年間最優秀プレー?」などとコメントが寄せられていた。今季のNPBでは、ソフトバンクの今宮健太が三遊間最深部からの鬼肩を披露する好プレーも出ているが、そんな名手をも凌駕しそうな超絶プレーだった。