大谷翔平の脚力は「リッキー・ヘンダーソン」級? 2盗塁決めた快足にエ軍OBも仰天
初回に右肘付近に死球を受けるも、二盗、三盗に成功
■マリナーズ 2ー0 エンゼルス(日本時間3日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地でのマリナーズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数無安打に終わった。それでも初回に死球で出塁すると、自身初の1試合2盗塁を決めた。自慢の快足ぶりを見せつけた大谷に、エ軍OBも「リッキー・ヘンダーソンと共通するところがある」と大絶賛だった。
大谷は初回に150キロの直球が右肘付近に直撃。絶叫しうずくまる場面もあったが一塁へ向かうと、トラウトの打席で二盗、その後も三盗を決め快足を披露した。この試合を中継した「バリー・スポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏も大谷の2盗塁に目を細めていた。
「彼はリッキー・ヘンダーソンと共通するところがありました。ヘンダーソンは『俺に当てるなら、あっという間に三塁まで行ってやるぞ』という感じでした。ショウヘイはそれをしていましたね」
ヘンダーソン氏は、メジャー最多の通算1406盗塁をマークするなど「史上最高のリードオフマン」として有名だ。グビザ氏は大谷とレジェンドのスピードを重ね合わせ、「スピードは彼の要素の中でも気づいている人がそれほど多くないものです。なぜなら彼の走塁は非常にスムーズですから。彼は異常なほど速いです」と評価した。
また、司会者が「プリウスに乗っている私とショウヘイはどちらが勝ちますか?」とグビザ氏に問うと、「ショウヘイが勝つでしょう。彼はそれぐらい速いです」と即答していた。