「信じられないストーリー」 メジャー復帰目指す隻眼外野手の“超絶ダイブ”に米感動
ジャイアンツ傘下3Aに所属するロビンソン、昨年4月にこめかみを撃ち右目を失う
右目を失ったジャイアンツ傘下3Aサクラメント・リバーキャッツのドリュー・ロビンソン外野手が見せた感動の“復活劇”が話題になっている。8日(日本時間9日)のアビエイターズ戦でダイビングキャッチの超美技を披露し、ファンも「信じられないストーリーだ」「カムバックは続く」と絶賛している。
隻眼の外野手が披露したスーパーキャッチに球場は拍手喝采だった。6回2死走者なしの場面、相手打者が放った打球は左翼を守るロビンソンの元へ。前方の打球へ猛ダッシュすると、最後はダイビングキャッチで好捕しアウトを奪った。
迷うことなく落下地点へ向かった完璧な美技を球団公式ツイッターも動画で公開。これにはファンも「本当に信じられないストーリーだ」「これは素晴らしい、ドリュー! おかえり!」「カムバックは続く」「私の心は温かくなった」「健康な眼を持っていてもこのキャッチはできないだろう」と大絶賛だった。
2017年にメジャーデビューを果たしたロビンソンは昨年4月、自身のこめかみを銃で撃って右目を失ったが、4度の手術を経て復帰。29歳で3Aロースター入りを果たし、この試合では今シーズン初ヒットもマークした。
鬱病に悩まされ、一時は自ら命を絶とうとした男の復活劇に米ファンたちからは温かい言葉が送られていた。