「もう少しで審判を殺すところだった」 超危険な“バット投げ”が「これは退場」
大敗ムードからの逆転弾でも…「正直言って、これはちょっとやりすぎだ」
いくら値千金の一発だったとはいえ、度が過ぎた“バット投げ”が批判を呼んでいる。バットを強く投げ捨て、球審に当たりそうになった行為に対して「ああ、これは退場だ」「これはフリップじゃないな。ぶん投げてるじゃん」「正直言って、これはちょっとやりすぎだ」との声が上がっている。
8日(日本時間9日)に行われたウェイランド・バプティスト大-オクラホマ・シティ大戦で起きた一コマ。ウェイランド・バプティスト大は序盤に8点差をつけられながらも、11-12と1点差まで迫って迎えた9回2死一塁だった。1番・遊撃で出場していたグレゴリー・オスナが値千金の逆転弾。“確信歩き”の後、自らの胸を叩きながら大絶叫。興奮はおさまらず、バットをフェアゾーン内にぶん投げた。
ちょうど球審が動いていた近くに投げられたため、一歩間違えば直撃していた危険な行為。ESPNの人気番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムが公開した動画には、「彼はもう少しで審判を殺すところだった」「これは不必要だ」「ただのホームランだろ、謙虚にしていろよ」などと痛烈なコメントが寄せられた。NPBでも中村紀洋や小久保裕紀、小笠原道大らに代表されるように、“バットフリップ”はファンを魅了するもの。嬉しいからといって、どんな投げ方をしてもいいというわけではない。