鷹から12球団最多の7選手が侍に選出 上林は「まだ早いんじゃないかと…」
千賀&甲斐&柳田に加え、東浜&岩嵜&今宮&上林が選出
野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が20日、3月3、4日に開催されるENEOS 侍ジャパンシリーズ2018「日本vsオーストラリア」の出場選手28人を発表した。昨季2年ぶりの日本一に輝いたソフトバンクからは、第1次メンバーとして発表されていた千賀滉大投手、甲斐拓也捕手、柳田悠岐外野手に続いて、東浜巨投手、岩嵜翔投手、今宮健太内野手、上林誠知外野手が選出。12球団最多の計7選手が選ばれた。
1月13日に発表されていた第1次メンバー以外の東浜、岩嵜、今宮、上林の4選手はキャンプを行う宮崎・アイビースタジアム内でそれぞれ取材に応じ、昨秋の「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ」に続いて選出された上林は「まだ自分には早いんじゃないかなと思います。経験として、次に繋げられるようにしていきたいと思います」と語った。
昨季、西武の菊池雄星投手とともに最多勝のタイトルを分け合った東浜は「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったですが、光栄に思います。今持っているものを出していきたいですし、アピール出来るように自分のピッチングをできるようにしたいと思います」とコメント。昨季のパ・リーグ最優秀中継ぎ投手の岩嵜は「しっかりしないといけないという責任感、使命感があります。小さい頃の憧れ、目標だったので素直に嬉しいです」と話した。
2015年11月の「世界野球WBSCプレミア12」以来の侍ジャパン入りとなった今宮は「12球団のトップレベルの選手が集まるので、いい経験になりますし、いいプレーヤーがたくさんいるので力を上げていける、レベルアップ出来る場所だと思います。その中で、日本代表なので勝ちにこだわってやる場所。今自分がやれることをプレーしたいと思います」と話した。最多の7選手を輩出することとなった工藤公康監督は「名誉なこと。ジャパンのユニホームを着て、いい仕事をしてきてほしいなと思います」とし、7選手の活躍を願っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)