菊池雄星は「試合を支配していた」 米自己最多11K&7回3失点に指揮官ベタ褒め
6回1/3、6安打3失点でメジャー最多11奪三振の好投もリリーフが逆転を許す
■ドジャース 6ー4 マリナーズ(日本時間12日・ロサンゼルス)
マリナーズの菊池雄星投手が11日(日本時間12日)、敵地ドジャース戦に先発し6回1/3、6安打3失点、メジャー自己最多11奪三振の好投を見せた。中継ぎ陣が逆転を許し今季2勝目は消滅したが、スコット・サービス監督は「勝利するに十分な投球をしたのは間違いない」と称えていた。
菊池は7回途中、走者を残しての降板となったが、メジャー最多の11三振を奪う力投。昨年ワールドシリーズを制覇したドジャース打線を封じた菊池に、サービス監督は「試合を支配していた。本当にアグレッシブな投球をしていたし、球も非常に良かった」と称えた。
1点リードの8回にモンテロが逆転3ランを浴び敗戦となったが「もっと良い結末がユウセイには相応しかった。勝利するに十分な投球をしていたことは間違いない」と、好投した左腕を労った。
白星こそ逃す形となったが、ここまで3試合連続でクオリティスタートを達成するなど、安定感ある投球を続けている菊池。メジャー3年目を迎え、覚醒の時を迎えようとしている。
(Full-Count編集部)