中日松坂、上々のフリー打撃初登板 最速141キロ「140キロは出てくれと」

松坂大輔はフリー打撃登板直後にブルペンに直行【写真:編集部】
松坂大輔はフリー打撃登板直後にブルペンに直行【写真:編集部】

京田からは2球連続空振り奪取、ブルペンと合わせて背番号と同じ99球

 中日の松坂大輔投手が沖縄キャンプ第4クール2日目の21日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板し、上々の投球を見せた。福田と京田を相手に計45球を投じ、安打性は5本。それぞれに柵越え2本を許したものの、京田から2球連続で空振りを奪う場面もあり「意外とまとまっていた」と手応えを示した。

 前日の20日にもブルペン入りしていた松坂。この日はブルペンで35球を投げてから、フリー打撃に登板。あらかじめ球種を伝えながら投げたが、福田から空振りを奪取。京田からは2球連続で空振りを奪う場面もあった。45球で柵越え2本を含む安打性5本。最速は141キロで「140キロは出てくれと思っていたので良かった」と振り返った。

 ラスト3球は実戦を想定し、防球ネットを外して投げた。終了後にはブルペンに直行し、19球を投げて再確認。ブルペン→フリー打撃→ブルペンで計99球。背番号と同じ球数に「何か良いことあればいいですね」を笑みを浮かべた。

 また、「バッターに迷惑をかけないよう、ストライクを入れようと思って投げました。今一つ、タイミングが合わなくて腕が振れている感覚がなかったが、段階としては良くなっていると思います」と“制球重視”だったことも明かし、「ストレートはまだまだ。変化球は投げるのが得意ですし、仕上がりはこんなものですね」とも話した松坂。変化球の出来については「ゲームに入っても問題ないと思います」と確かな手応えを感じたようだ。

 順調な仕上がりぶりをアピールする初フリー打撃登板となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

CATEGORY