世界一アストロズのNO1有望株、薬物規定違反で50試合の出場停止に

昨季、世界一に輝いたアストロズ【写真:Getty Images】
昨季、世界一に輝いたアストロズ【写真:Getty Images】

全30球団のプロスペクトランキングでもトップ10に入る超有望株

 昨季世界一に輝いたアストロズのトッププロスペクト(若手有望株)のフォレスト・ウィットリー投手が、薬物規定違反により50試合の出場停止を受けたと、米CBSスポーツが報じている。MLB全30球団のプロスペクトリストでもトップ10に入っている超有望株で、波紋が広がっている。

 CBSスポーツは「トップ10プロスペクトのうちの1人が、薬物規定違反により50試合の出場停止に」とのタイトルで速報し、「アストロズのフォレスト・ウィットリーはMLBの薬物防止及び治療プログラムの規定に違反したことで給与無しの出場停止処分となっている」と伝えている。

 ウィットリーは2016年のドラフト1巡目(全体17位)でアストロズに入団。昨年は2Aまで昇格しており、2年間でマイナー通算31試合に登板(24先発)し、6勝6敗、防御率3.41の成績をマーク。2Aでは4試合登板で防御率1.84だった。

 記事では、全30球団の選手が評価されたプロスペクトランキングで、ウィットリーはMLB公式サイトで9位、ベースボール・アメリカとベースボール・プロスぺクタスでそれぞれ10位にランクし、アストロズのNO1プロスペクトであることも紹介。そして、「20歳を迎える昨シーズンに、ウィットリーは層の厚いアストロズのローテーションにインパクトをもたらす可能性は低いと思われていたが、メジャーリーグ昇格までそう遠くないところにいる」と成長著しい存在でもあることにも言及している。

 2004年からアストロズをカバーするブライアン・マクタガート記者はツイッターで、ウィットリー本人の「私は間違いを犯し、自分の取った行動に対しての全責任を取ります。アストロズ、家族、そして私と最も親しい人たちに謝罪します。この間違いから学び、ベストプレーヤーとなるための努力を続けていきます」という反省の弁を伝えている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY