「卑怯だ」「範囲内」 危険スライディング“前科”マチャドの併殺崩しに賛否両論
2017年には危険スライディングでRソックスのペドロイアを負傷させたことも…
■パドレス 5ー3 カージナルス(日本時間17日・サンディエゴ)
パドレスのマニー・マチャド内野手の走塁が物議を醸している。16日(日本時間17日)のカージナルス戦で見せたタッチを掻いくぐるスライディングに、米ファンは「故意的に見える」「汚いプレー」と批判するも、オリックスのアダム・ジョーンズ外野手は「完璧にルールの範囲内」と擁護している。
問題のプレーが起きたのは4回のパドレスの攻撃だった。無死一塁の場面で、クロネンワースが放ったゴロを二塁手エドマンが捕球すると、目の前を走ってきた一走・マチャドにタッチ。だが、マチャドは直前に身をかがめスライディングのような体勢を取り、エドマンと交錯した。
このプレーをドジャース専門メディア「True Blue」のブレイク・ハリス記者が動画で公開。マチャドは2017年にレッドソックスのペドロイア内野手に、選手生命を断つきっかけとなった危険スライディングの“前科”があるだけに、ファンも「故意的に見える」「そんなルールはない」「卑怯だ」「怪我をさせようとしていた」「汚いプレーだ」と批判が殺到。
だが、メジャー通算282本塁打を誇るオリックスのジョーンズは自身のツイッターで「実際頭のいいプレーだ。彼は併殺打を防いだ。気に入らないとみんな思うかもしれないけど、完璧にルールの範囲内だ」と綴り、マチャドを擁護していた。