「ボルトより速い」も嘘じゃない? わずか11秒で一塁から生還した“異次元快足”
370億円男の猛烈なスピードはまさに「稲妻」
■パドレス 6ー4 マリナーズ(日本時間23日・サンディエゴ)
パドレスの“370億円男”フェルナンド・タティスJr.内野手が22日(日本時間23日)、異次元の生還劇を披露した。本拠地でのマリナーズ戦で、相手のミスを見逃さず、わずか約11秒で一塁から生還。息をのむ快足に、ファンからも「ウサイン・ボルトより速い」などと錯覚する声まで上がっている。
5回裏2死満塁の絶好機で、エリック・ホズマーが放った打球は左前へ。二塁走者の生還を防ごうと左翼からバックホームされたが、捕手がまさかの後逸。バックネット方向にボールが転々とする間に、気がつけば一塁走者のタティスJr.が猛烈なスピードで本塁に滑り込んだ。
MLB公式ツイッターも「タティスJr.は止まらなかった」と驚きを持って動画を公開。ファンからは「ただ次元が違う」「稲妻」「とんでもなく刺激的」「球界最高の選手」などとコメントが並んだ。今年2月に14年総額3億4000万ドル(約370億円)の巨額契約を結んだスターは、その足も常軌を逸している。