通算287発ケンプや元オリ・ディクソンらNPB経験者も 東京五輪予選に臨む米国代表が発表
通算218発・フレイジャーや通算661登板・ロバートソンも選出された
米国代表は23日(日本時間24日)、5月末に開幕する東京五輪米大陸予選へ向けた代表28選手を発表した。プロ野球経験者では元オリックスのブランドン・ディクソン、元広島、楽天のDJ・ジョンソン両投手が選ばれた。
元メジャーリーガーでは2011年に打撃2冠王に輝き、通算287本塁打のマット・ケンプ外野手、通算218本塁打のトッド・フレイジャー内野手、通算412登板のエドウィン・ジャクソン投手、通算661登板のデビッド・ロバートソン投手ら元オールスター選手が選ばれた。2度のノーヒットノーランを達成しているホーマー・ベイリー投手も選出。また、2014年ソチ五輪で銀メダルを獲得したエディ・アルバレス内野手(現マーリンズ傘下3A)も選出されている。現役メジャーリーガーは今回も1人もいないが、経験豊富なメンバーが名を連ねた。
今回発表されたのはトレーニングキャンプの28人枠ロースターで、米フロリダ州で開催される米大陸予選では26人に絞られる。最終ロースターは30日(同6月1日)に発表される。米放送局「NBCスポーツ」は「今回の米国ロースターに入った元オールスター選手は全員35歳以上だ」と報道。東京五輪に出場する元メジャーリーガーについては「アダム・ジョーンズ(米国)、イアン・キンズラー(イスラエル)、ホセ・バティスタ(ドミニカ共和国)、エイドリアン・ゴンザレス(メキシコ)、田中将大(日本)ら元オールスター選手が出場への興味を示している」と伝えている。
(Full-Count編集部)