“足のスペシャリスト”が巨人を勝利に導く 鈴木「しっかりとした準備のおかげ」
巨人は連敗を4でストップ
2位巨人が首位DeNAとの首位攻防第2ラウンドで、延長11回の激闘の末に2-1で勝利した。
巨人は8回まで相手先発山口俊の前にわずか2安打に抑えられ、0-1とリードを許していたが、9回に相手のエラーで金城が出塁すると、代走に鈴木が送られる。ここで“足のスペシャリスト”はすかさず二盗。小林の送りバントで三塁に進むと、二死後、亀井のライト前へのタイムリーヒットで同点のホームを踏んだ。
そして11回、巨人は1死一塁から鈴木が再び二盗を成功させ、小杉のワイルドピッチで三塁に。続く小林のショートゴロの間に勝ち越し、そのままDeNAを下した。これで巨人は連敗を4で止め、DeNAとのゲーム差を1・5とした。
試合後、ヒーローインタビューを受けた鈴木は原監督から思い切りいっていいと指示されたことを明かし、「しっかりとした準備のおかげ」と話した。
僅差のゲームで、得意の足を生かして勝利を引き寄せた37歳は「これからも自分の足を存分にいかして勝利に貢献したい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count