内野安打を防いだ二遊間の“2段階キャッチ” あうん呼吸の連係は「筋書き通り」
弾いた打球をそのままキャッチにファン「今何を見たんだ!?」
■レッドソックス 7ー3 ヤンキース(日本時間6日・ニューヨーク)
レッドソックスの内野陣が、抜群連係の珍しいプレーを完成させた。5日(日本時間6日)に敵地で行われたヤンキース戦。遊撃手が弾いた打球を、二塁手がベアハンドで掴んでアウトにしたカバーリングに「計画されていたね」「クレイジー!」「ワォ、信じられないプレーだ」と驚きの声が上がっている。
初回2死走者なしの場面で、ヤンキースのジャッジが引っ張った打球は三遊間へ。遊撃手のザンダー・ボガーツが捕球できずに弾いてボールは宙を舞ったが、ぴたりと二塁手マーウィン・ゴンザレスのもとに。そのまま一塁に矢のような送球を放ち、内野安打を防いだ。
レッドソックスの公式ツイッターがこの“美連係”を動画で公開。ファンからは「優秀なチームワーク」「マジか、今何を見たんだ!?」「筋書き通り」などと称賛するコメントが並んだ。日本でも、2006年のWBCで躍動した川崎宗則(ソフトバンク)と西岡剛(ロッテ)や、中日の黄金時代を牽引した荒木雅博、井端弘和の“アライバ”など、守備の華である二遊間。コンビが見せる息のあったプレーは、どの舞台でも見る者をワクワクさせる。