ボール3つ分は外れたのに… 非難噴出の“ストライク判定”が「犯罪的な怠慢」
サヨナラ好機でフルカウントからの1球「これは不条理、ロボット審判導入を」
■Rソックス 6ー5 ヤンキース(日本時間7日・ニューヨーク)
明らかにボールに見える投球をストライクと判定した“誤審”に、批判が集まっている。6日(日本時間7日)に行われたレッドソックス-ヤンキース戦。打者も思わずバットを落として呆れた1球に対し、「審判が試合を台無しにしている」「犯罪的な怠慢」「私が今まで見た中で最低の判定の1つ」との声が上がった。
息詰まるライバル対決に、水を差した。ヤンキースが9回に4-4の同点に追いつき、なおも2死一、三塁のサヨナラチャンス。フルカウントから、レッドソックスのマット・バーンズが投じた7球目だった。外角に大きく外れた球に、打者のルーグネッド・オドーアは余裕で見送ったが、球審のゲーブ・モラレス氏の判定は三振。オドーアは信じられないという表情で、バットをその場に落として呆れた。
この場面に猛抗議したヤンキース三塁ベースコーチのフィル・ネビンは退場処分に。試合は延長10回の末に6-5でレッドソックスが勝利した。この明らかな誤審とみられる判定を、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で支持される投球分析家、ロブ・フリードマン氏がロボットの絵文字を添えて動画で紹介。ファンも「これは不条理だ。ロボット審判を導入してくれ」「とんでもなく酷い」「この審判はこれで職を失うべき」と批判していた。