大谷翔平、先制劇呼び込む169キロ左前打 名物実況も感嘆「ビューティフル」
本塁打王争いでゲレーロJr.、アクーニャJr.に追いつけるか
■エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席で左前打を放ち、2試合連続安打をマークした。
初回1死は右直。3回2死一塁で右腕・ケラーから結果を出した。初球スライダーを左前へ打ち返した。打球速度105マイル(約169キロ)のライナー性の打球。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」で実況を務めるダロン・サットン氏が「ビューティフル・アプローチ」と唸る一撃だった。
続くレンドンの右越えへの先制2点二塁打で本塁へ生還した。シーズン17本塁打はリーグ2位。本塁打王争いでは両リーグトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.、ブレーブス・アクーニャJr.に追いつけるか注目される。
主砲・トラウトが右ふくらはぎ痛で負傷者リスト入りした5月18日以降は18試合で16四球(2敬遠を含む)と急増。他球団から厳しいマークを受けながらも、きっちりバットで結果を出した。