完璧131m本塁打がなぜ取り消しに? “疑惑の判定”に怒りの声「2回も触っていた」
映像では、打者は本塁を踏んでいるように見えるが…
2Aの試合で、本塁打を放った打者が生還時にホームベースを踏んでいなかったとして取り消される珍事が起きた(記録は三塁打で本塁でアウト)。しかし、映像を見る限りではホームベースを踏んでいるように見えることから、ファンは球審へ非難の声を寄せている。
ロイヤルズの有望株ボビー・ウィットJr.内野手は傘下2Aノースウエスト・アーカンソーの一員として8日(日本時間9日)のレンジャーズ傘下2Aフリスコ戦に出場。5回先頭で打席に立つと、左中間へ430フィート(約131メートル)の特大弾を放った。ところがその直後、ホームベースを踏んでいないとフリスコ側からアピールがあり、球審もこれを認めて本塁打を取り消した。
ノースウエスト・アーカンソーが公式ツイッターが動画を投稿したところ、ファンは反応。「ツッコミどころが多いな……」「1年間で最悪な判定! どうやったらあれを間違えられるんだ?」「明らかに踏んでいた」「これは馬鹿げている」「この審判は解雇されるべき」「本塁生還した後に、審判はホームベースを払いのけているじゃないか」「この審判たちはこういった誤審の責任を問われるべき」「彼は2回もホームベースに触っていた! どうやったらHRにならないんだ!」「間違いなくホームベースを踏んだ」「とても残忍だ」と球審の判定を非難する声が相次いだ。
NPBでは2017年6月9日、オリックスのクリス・マレーロ外野手が中日戦で本塁打を放った際にホームベースを空過。本塁打取り消しとなって話題となったが、今回の場合は映像を見る限りウィットJr.はしっかりホームベースを踏んでいるように見える。それだけにファンの怒りは強いようだ。