「今年はショウヘイの年だ」 大谷翔平のHRダービー優勝&球宴二刀流をトラウトが熱望
兄貴分トラウト「打撃練習でショウヘイより遠くへ飛ばす人を見たことがない」
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、今夏のホームランダービーに日本人で初めて出場することを表明した。主砲のマイク・トラウト外野手が球団公式ラジオ局「AM830」に出演し、「ショウヘイはホームランを打つのが大好きなんだ。みんな打撃練習を見るべきだと思う。ホームランダービーならなおさらね」と期待を込めた。
大谷は開幕から投打の二刀流でフル回転。3度のMVP受賞を誇る現役最強選手も、その実力を認めている。司会者が「オールスターで投打同時出場するかもしれないが、そうなったらどれだけクールことか」と切り出すと、トラウトも賛同した。
「今年はショウヘイの年だ。今年は投打ともにかみ合っている。(球宴のリアル二刀流は)スペシャルなことだと思う」
「投げて、数打席で打つ。見られたらとてもクールだろうね。ホームランダービーでも優勝してほしい。打撃練習でショウヘイより遠くへ飛ばす人を見たことがない。素晴らしい打者はたくさん見てきたよ。スタントンやトランボとかも遠くに飛ばしていた。ジャッジもそうだ。でもショウヘイほど遠くには飛ばしていなかった。だから楽しみだね。素晴らしい経験にもなると思う」
決戦の舞台は「打者天国」と言われる本拠地クアーズ・フィールド。大谷は2018年4月の敵地・ロッキーズ戦前の打撃練習で右翼3階席まで飛ばす推定150メートル弾を放った。トラウトは「あの打球はもう少しで場外に出ていくところだった」と振り返った。
トラウト自身はオールスター戦のファン投票でア・リーグ外野手部門1位と中間発表されたが、右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りしている。“弟分”の球宴大活躍を期待していた。
(Full-Count編集部)