絶体絶命のピンチ→三重殺で決着 “衝撃の4秒”は米称賛の「素晴らしい終わり方」
1シーズン3度のトリプルプレーはメジャータイ記録
■ヤンキース 2ー1 アスレチックス(日本時間21日・ニューヨーク)
ヤンキースは20日(日本時間21日)、本拠地でのアスレチックス戦に2-1で勝利。試合を締めくくったのは、今季3度目となるトリプルプレーだった。一打同点、一発が出れば逆転の大ピンチを防いだ華麗なプレーに、ファンも「これはビューティフル」「素晴らしい終わり方」と大絶賛だった。
1点リードの9回。ヤンキースは守護神・チャップマンをマウンドに送ったが、連続四球で無死一、二塁のピンチを背負う。だが、マーフィーが放ったゴロを三塁手・ウルシェラが捕球し三塁を踏むと、二塁、一塁と転送しわずか4秒でトリプルプレーを完成させゲームセットとなった。
ヤンキースの三重殺は5月22日(同23日)のホワイトソックス戦、6月17日(同18日)のブルージェイズ戦に続き今季3度目。1シーズン3度のトリプルプレーはメジャータイ記録。さらにトリプルプレーで試合が終わったのは、2009年8月23日のフィリーズ対メッツ以来、12年ぶり27度目だった。
MLB公式ツイッターは「常軌を逸している。今季3度目のトリプルプレーだ」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「素晴らしいし珍しい」「これはビューティフル」「とんでもなく美しい」「素晴らしい終わり方」「ヤンキースにとってはルーティン」と賛辞を送っていた。