ランナーは走れないのに… ファンも呆れ返った「最も愚かなチーム」の“世紀の大失態”
メジャーワーストの敵地23連敗を喫するなど泥沼のダイヤモンドバックス
■ブルワーズ 5ー0 Dバックス(日本時間23日・アリゾナ)
MLBのナ・リーグ西地区で最下位に沈んでいるダイヤモンドバックス。ここまで75試合を終えて、21勝54敗の借金33。敵地でメジャーワーストとなる23連敗を喫するなど、惨憺たるチーム状況となっている。
そんなチーム状況を象徴するかのような凡ミスが起き、ファンも呆れかえる事態となっている。22日(日本時間23日)に行われた本拠地でのブルワーズ戦でのこと。ブルワーズ1点リードで迎えた6回のブルワーズの攻撃中に、このミスは起こった。
2死一、二塁でナルバエスが放った打球は二遊間を破り、中前への安打となった。打球を処理したパビン・スミスは、中継の二塁手ロハスへと送った。二塁走者のボーゲルバックは三塁を蹴って本塁を狙ったが、ここでアクシデント。ボーゲルバックが脚を痛めて、走れなくなってしまった。
三本間で脚を引きずるようになったボーゲルバッグ。だが、ダイヤモンドバックス守備陣はこれに全く気づかずにプレーをストップ。捕手のバーショ、投手のライリー・スミスが懸命に内野陣に声をかけるも、それでも何が起きているか気づかず、ボーゲルバックは脚を引きずりながらも本塁を踏んだ。
集中力の欠如としか言えないような凡ミスに米メディア「ジョムボーイ・メディア」のツイッターは「ダニエル・ボーゲルバックが、怪我をして脚を引きずりながらホームインした。ダイヤモンドバックスは、彼をアウトにするために、ホームにボールを投げることすらしなかった」と指摘。これにはファンも「最高にダイヤモンドバックスらしいプレーだね」「可哀そうな投手。同情するよ」「ダイヤモンドバックスは、最も愚かな野球チームの1つだと思う」「こんなチームを見るためにお金を払う人がいるのか」「もう完全に諦めているね」と酷評の嵐だった。