「目障り」「不愉快」「大失敗」MLB球宴用ユニホームにメディアからも批判殺到
MLBが発表したオールスター用ユニホームだが、不評の嵐
メジャーリーグ機構(MLB)が24日(日本時間25日)に発表したオールスターゲームの統一ユニホーム。これまでは所属チームのユニホームを着用して球宴に臨むのが恒例だったが、揃いのユニホームを作成したことでファンや米メディアから批判が殺到している。
発表されたユニホームはア・リーグが紺色、ナ・リーグが白色を基調にしたユニホーム。胸元に選手の所属球団のロゴと、英語3文字の略称が赤文字で記されたものとなっているが、お世辞にも“格好いい”とは言えないデザインとなっている。
ファンからも不評の声が多数あがっていたこのオールスター用ユニホームだが、米メディアからも批判が殺到している。辛口で知られるニューヨークの地元紙「ニューヨーク・デイリー・ニュース」は記事で「粘着物質の取り締まりに続いて、今週2つ目の非常に不愉快な決断だ」「このユニホームは本当に頭をかかせるものだ」「デザインは野球のユニホームにすら見えない」と酷評。公式ツイッターでも「物も言えない、息をのむような驚きのやり方で、MLBは事あるごとに間違った決断を下し続けている。最新の大失敗は2021年のオールスターゲームのユニホームだ」とぶった切った。
また、シカゴ・トリビューンのカブス番メーガン・モンテローム記者は「オールスターゲームで選手たちが各自のチームのユニホームを着ることはユニークで楽しいことだった。MLBがその伝統をこんな目障りなもので置きかえるのは……空振りだ」と愕然。野球専門のポッドキャスト番組「スターティング9」の公式ツイッターは「この有名人が参加するソフトボールゲームのユニホームは嫌悪感を引き起こさせる……待て! これが実際のオールスターゲーム用に彼らが思いついたものなの?」と、あまりの“ダサさ”に皮肉交じりに批判の声をあげていた。
(Full-Count編集部)