背中の後ろを通して一塁に送球!? イチロー同僚の華麗なプレーが話題に
打撃好調のゴードンが守備で妙技披露、バスケのような送球に「素敵なプレー」
マーリンズのディー・ゴードン内野手が見せた華麗なファインプレーが、全米で話題となっている。
一番打者としてヒットを量産し、チームメートのイチロー外野手の若かりし頃を彷彿とさせる活躍を続けるスピードスターは、11日(日本時間12日)のドジャース戦の6回にセカンドの守備で魅せた。
2死一塁でグランダルの打球がボテボテのゴロになると、ゴードンはすぐに前進。ダッシュをかけてボールを掴み、なんと体の後ろ側を通して背中側からトスした。
一塁手のモースはまさかのプレーに慌てた様子を見せながらも、この送球を何とかキャッチ。アウトとなったことにホッとした表情を見せながら、信じられないといった様子で立ち尽くした。一方、そのまま走ってベンチまで戻ったゴードンは、してやったりの笑みを浮かべ、チームメートのハイタッチに応じた。
マーリンズの本拠地マイアミ向けに試合を中継した「FOXスポーツ・フロリダ」の実況と解説者は「オオー!」と揃って声を上げて驚嘆。その後、リプレーを見ながら実況が「うーん、素敵なプレーだ。ディー・ゴードンは高校時代に素晴らしいバスケットボール選手でした。ポイントガードとしてこのようなパスを何回もしていたはずです。美しい!」と称えた。