大谷翔平に被弾の左腕はお手上げ 「何を投げてもアウトを取れる気がしない」
第1打席は内角高めで二飛も、第2打席は右翼席へ運ばれた
■エンゼルス 8ー7 オリオールズ(日本時間3日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で出場し、2打席連続の29号ソロ、30号2ランを放った。1本目の29号弾は4点ビハインドの3回先頭で迎えた第2打席、左腕キーガン・アキン投手が投じた内角高めの91.9マイル(約148キロ)直球を捉え、豪快に右翼席に運んだ。
アキンは3回を7安打4失点で降板。大谷に対して、1回の第1打席は91.8マイル(約147.7キロ)の内角高めで二飛に打ち取ったが、2度目の対戦で同じ手は通じなかった。左腕は試合後、「タフだったよ。特に彼のような能力を持っている選手が今、絶好調だからね。狙ったところにしっかりと投げないといけない」と大谷との対戦を振り返った。
大谷に対して見せた“内角攻め”。「今日のオオタニのようにそれを打ち返されたことはあったか?」と問われると、次のように答えた。
「いや、あんな感じで打たれたことはなかった。彼は生まれが違うんだ(笑)。しかも今絶好調だから、何を投げてもアウトが取れる気がしないんだ。ここ15試合で13本とか14本とかホームランを打ってるよね。今彼がやっていることには感銘を受けるよ」。大谷の打棒にお手上げの様子だった。
(Full-Count編集部)