「どうやったらあんな簡単に…」大谷翔平、涼しげに決めた“ノールック好捕”
マウンドに飛んできた“ロケット”もなんの…「信じられないプレー」
■エンゼルス 5ー3 Rソックス(日本時間7日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・投手」で出場し、7回5安打2失点で今季4勝目を挙げた。初回に1点を先制されたが、直後に自ら好捕を見せて流れは渡さず。強襲打球に対して“ノールック”でキャッチした高難度美技に、解説者も「インクレディブルなプレーですね。どうやったらあんなに簡単に捕れるのでしょう」と目を丸めた。
犠飛で1点を奪われた直後の初回2死走者なしの場面だった。打席のボガーツが放った鋭いゴロはマウンド方向へ。大谷は反射的にグラブを体の横に出すと、打球がすっぽり。場内が騒然とする中、下手投げで一塁に送球してアウトにした。
地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏が驚いたのに対し、実況のマット・バスガージアン氏も「あまりにも簡単にやっているように見せてますね。彼は集中してますよ」と反応。大谷がダグアウトに戻ってからも、グビザ氏は「信じられないプレーでしたね。マウンド方向にロケットが飛んできました」と述べ、驚きがやまないようだった。
大谷はこの日今季最長タイ7回を投げ、節目の日米通算50勝。バットでも同点の適時二塁打を放つなど、投打で躍動した。