大谷一問一答 松井秀から“真の長距離打者認定”は「嬉しい」 記念球は「まだ何も」
「子どもの頃からすごい見ていたので光栄だなと思います」
■エンゼルス 5ー4 Rソックス(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地のレッドソックス戦で日本人シーズン最多32号本塁打を放った。「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で勝ち越し32号ソロ。3試合ぶりの一発で松井秀喜(ヤンキース)が2004年に記録した日本人シーズン最多本塁打記録を更新した。4打数2安打1打点で打率.279。チームは5-4で競り勝って2連勝。貯金2とした。
ゴジラ超えは2-2で迎えた5回先頭だ。左腕ロドリゲスに対して左脚に自打球を2球当てながらも、内角チェンジアップを捉えた。右翼席へ飛び込む勝ち越し32号ソロ。打球速度114.5マイル(約184.3キロ)、飛距離433フィート(約132.0メートル)と完璧な一発。5日(同6日)が誕生日で、27歳初アーチとなった。
試合後の一問一答は以下の通り。
――日本人最多本塁打記録を更新した。
「前回言った通り、子どもの頃からすごい見ていたので、光栄だなと思います」
――松井秀喜さんから「彼こそが真の長距離打者」と祝福のコメントがあった。
「素直に嬉しいですし、わざわざコメントしていただけるのは嬉しいなと思います。まだまだ打てるように、期待に応えられるように頑張りたいと思います」
――自打球を2球当てた。今は大丈夫か。
「足首と膝ですね。大丈夫だと思っています」
――ゆっくり走っていたようにも見えた。打った打席に影響はあったか。
「結果的に打っているので、なかったかなと思っているんですけど。厳しいところに来ているので、その分、差し込まれたりするので、自打球になるのかなと思います」
――レッドソックスに勝ち越した。
「素晴らしいチームなので。僅差のゲームを取れたのはチームとしても自信になると思います」
――ウォルシュも2発を打った。
「左打者はチームにあまりいないので。今日みたいに連続で後ろで守ってくれる。心強い選手だなと思います」
――記念ボールはどうするか。
「いえ、まだ何も決めていない。どこかになるかわからないですけど」