一塁駆け抜けた後になぜタッチアウト? ブチ切れ退場招いた“疑惑判定”に賛否
ファンは賛否「判定は正しくない」「アウトになるには十分」
■レッズ 4ー3 ブルワーズ(日本時間11日・ミルウォーキー)
一塁を駆け抜け、悪送球でセーフになったはずなのに……。ブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手がブチ切れ、退場処分となった“疑惑の判定”が賛否を呼んでいる。10日(日本時間11日)に行われたレッズ戦。極めて珍しい場面に、メディアやファンから「これは1度も見たことがない」「あの判定は正しい」などと声が上がっている。
6回先頭のイエリッチが、投手への内野安打で一塁を駆け抜けた直後だった。レッズの投手ブラディミール・グティエレスの送球はそれてセーフとなり、立ち止まったイエリッチ。しかし、跳ね返ったボールを捕球した野手からタッチされると、一塁塁審はアウトのコール。これは理解不能といった表情で詰め寄り、退場処分となった。
どうやら、イエリッチが二塁へ進む動きをしたと判断されたようで、地元テレビ局「NBC15 News」でスポーツレポーターを務めるジョージ・バレッチ氏は自身のツイッターで「一塁への悪送球後にタッチされアウトに。一塁塁審はイエリッチが二塁への進塁を狙っていたと判断している」と綴った。
この投稿に対し、ファンも続々と反応。「ボールが(二塁手に)捕球されたときに、なぜ彼はすぐに帰塁しなかったのか理由を聞く必要がある」「判定は正しくない。彼は本当に(二塁を)狙っている意思を何も示していない」「微妙な動きだけど、アウトになるには十分だね」などと賛否のコメントが並んだ。