鷹・レイが楽天相手に8回2死まで“ノーノー”も プロ野球史上94度目の快挙ならず
炭谷に右前へポテンヒット許すも、散発2安打完封勝利
■ソフトバンク 8ー0 楽天(12日・PayPayドーム)
ソフトバンクのコリン・レイ投手が12日の楽天戦(PayPay)で8回2死から初安打を許し、あと4人のところでノーヒット・ノーラン達成はならなかった。試合はソフトバンクが8-0で大勝した。
今季新加入し、この日が6試合目の先発となるレイは150キロ超の速球を武器に攻めた。1回2死から浅村栄斗に四球を与えたものの、島内宏明を二ゴロに仕留めた。2回は3連続三振に仕留めたものの、3回にも1死から辰己涼介に四球。後続を落ち着いて打ち取っていった。
7回にも浅村に死球を与えたが、続く島内は遊ゴロ併殺。記録達成への期待が高まる8回2死、田中貴也捕手に四球を与え、続く炭谷銀次朗捕手に149キロのツーシームを右前へ運ばれた。ただ得点は許さず、9回のマウンドにも上がって被安打2本の完封勝利を挙げた。
達成していれば、プロ野球史上94度目(83人目)、ソフトバンク投手としては、2019年9月6日のロッテ戦(ヤフオク)で達成した千賀滉大投手以来となるところだった。