大谷翔平の超特大弾は「やっぱり爽快です」 水原通訳が“特等席”で体感したHRダービー
水原通訳は捕手役として参戦「楽しさと疲れのミックス。疲れたぁってずっと言ってました」
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われたホームランダービーに日本人初出場。1回戦で対戦したナショナルズのソトに延長戦の末に敗れた。大谷の相棒でもある水原一平通訳は「(HRダービー中の大谷は)楽しさと疲れのミックスみたいな。『疲れたぁ~』ってずっと言ってました。結構、息があがってましたね」とリポートした。
大谷の本塁打競争に捕手役として参戦。晴れの大舞台で、超至近距離で大谷の打撃を見た。「(景色は)あまり考えないようにしてました。緊張してしまうのでボールだけを見てました。翔平は途中から良くなったように見えました」。延長の末に28本で並び、3スイング対決の再延長で初戦敗退。それでも、いつもと違う捕手の位置から見た大谷の本塁打は違ったようだ。
「(大谷の本塁打は)やっぱり爽快ですね。歓声は盛り上がっているなと思いました。結構、競っていたので最後の方は余裕はなかったですが」。超特大弾となる500フィート(約152.4メートル)超えは計6本を記録。日頃から練習パートナーも務めているとはいえ、特別な時間となったようだ。
本塁打競争中にはマリナーズの菊池雄星からドリンクを渡される場面があった。「なんか申し訳なかったです」と恐縮しつつも感謝した。来年は捕手役としてリベンジはあるのか。「どうですかね……。そこは翔平次第で。負けてしまったので、来年はやらない方がいいかもしれません」。初戦敗退の責任を感じているようだが、来夏も翔平&一平コンビのHRダービーを期待したいところだ。