ボールは取れず、豪快に通路に転落 HRダービーで“悲劇”もほぼ無傷の奇跡
本人はTVの取材で状況説明「ちょっと擦りむいたけど…」
エンゼルス大谷翔平投手が日本勢として初めて出場したホームランダービーは12日(日本時間13日)、米コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われ、メッツのピート・アロンソが2連覇を飾った。超一流スラッガーたちによるバトルでは次々と特大弾が飛び出し、ファンは大喜びだったが、中にはホームランボールをキャッチしようとして通路に転げ落ちる人も。ファンからは心配の声が多数寄せられた。
アスレチックスのマット・オルソンが右翼席に運んだ打球だった。通路の手すり部分に身を乗り出してボールをキャッチしようとした男性が、真っ逆さまに転落している。カナダのメディア「TSN」がツイッターに動画を投稿すると、「彼の無事を願う……」「傷跡が残るだろうね」と、身を案じるコメントが寄せられた。
幸いにして無事だったようだ。この男性は米TV局「FOXスポーツ」に状況を説明。「打球が飛んできてね。ボールをキャッチしようと手すり越しに身を乗り出したんだ。その結果ダイブしたよ。ちょっと擦りむいたけど、結局取れなかった」と物悲し気に振り返っている。
この動画が「FOXスポーツ」の公式ツイッターに投稿されるとファンは反応。「絶対的レジェンド」「痛っ! みんな見ていたよ!」「この男はボールをゲットするに値する」「信じられないプロだな」「良い努力だ」「その人にボールをあげて!」「その男性をもっと安全な場所に移動させないとね」とコメントを寄せている。