バットに当てただけ、なのに二塁打…“魔法”のような走塁が「現実離れしている」
外角の変化球に思わずバット、当たりそこないの打球に奇跡が
■ナショナルズ ー パドレス(日本時間18日・ワシントン)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手が放ったボテボテの打球が、なぜか二塁打になってしまうという“魔法”にファンの驚きの声が集まっている。MLB公式ツイッターが「チェックスイングの二塁打」と題して紹介した動画には「異次元」「現実離れしている」「あり得ない」というコメントがすぐに集まった。
これは17日(日本時間18日)の敵地ナショナルズ戦の4回に飛び出した。左腕パトリック・コービンが外角低めに投じた緩い変化球にタティスJr.がバットを合わせると、二塁手定位置付近に飛ぶボテボテのゴロに。ただナショナルズは二塁手を二塁ベースの後ろにつけるシフトを敷いており、打球は中堅へ。タティスJr.は快足を飛ばして二塁へ達した。
当たりそこないの打球すら長打にしてしまう脚力にはファンも驚いた様子で「彼はそういう選手なんだよ」「球界の顔」と絶賛。現在28本塁打、22盗塁はともにナ・リーグトップで、いくつもの才能を証明するシーズンになっている。