ダルビッシュ、OP戦初登板で2回1失点4K 古巣相手で「投げにくかった」
上々の実戦デビュー、ドジャース相手の好投に「自信になりました」
カブスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、古巣ドジャース戦でオープン戦初登板を果たし、2回無安打1失点2四球4奪三振1失点という内容だった。登板後にはブログを更新し、古巣相手の登板について「知ってる顔ばかりで投げにくかったです」と綴っている。
ダルビッシュは初回、テイラーに四球を与えると、暴投で二塁に進めてしまう。シーガーは空振り三振に仕留めたが、ターナーの打席で三盗を許すと、再び暴投で1失点。ターナーは歩かせたが、ケンプ、プイグを連続空振り三振に斬ってとった。2回は立て直し、フォーサイスを三飛、バーンズを右飛、ソラーノを空振り三振。ここでマウンドを降りた。
初回こそ荒れた内容となったが、上々の実戦デビュー。ダルビッシュはブログで「ドジャース相手にスプリングトレーニング初登板をしてきました!」と報告し、「知ってる顔ばかりで投げにくかったです」と明かした。さらに、「しかも初めて打者と対戦するという事で打者との間や気持ちの部分でのアジャストに時間がかかり、初回に2四球」と、立ち上がりに乱れた理由について説明している。
もっとも、失点後は好投。「そのあとは持ち直して2回無安打2四球4奪三振でした! ドジャース相手にヒットを打たれなかった事、三振を取れたことは自信になりました」と、昨季のナ・リーグ覇者相手の投球に手応えを示している。
ダルビッシュは3月31日(同4月1日)の開幕3戦目・敵地マーリンズ戦で登板予定。新天地でのシーズンデビューへ、着々と準備を進めている。
(Full-Count編集部)