NYの新エース対決に期待かかる 田中将大に代わる大黒柱は「怪人」!?
チームトップの5勝、地元メディアに「新エース誕生」と取り上げられるピネダ
ニューヨーク・ヤンキースのマイケル・ピネダ投手が10日(日本時間11日)にヤンキースタジアムで行われたオリオールズ戦で7回を投げて6安打1失点、16三振を奪う圧巻の投球を披露した。
9イニングスでの1試合16奪三振はデービッド・コーン、デービッド・ウェルズと並んで球団史上2番目に多い記録。往年の名投手、ロン・ギドリーの最多記録18個に迫りそうな快投乱麻のマウンドだった。チームトップの5勝目を挙げた右腕に対し、翌日の地元各メディアは「新エース誕生」と、そろって大きく取り上げた。
昨年まで6年連続開幕投手を務めたCC・サバシア投手は近年衰えが目立っており、今季の開幕投手を務めた田中将大投手にエースとしての働きが期待されていた。だが、4月末に右手首を痛めて故障者リスト入り。一方、2番手のピネダは5勝0敗、防御率2.72という抜群の安定感を示した。過去に右肩を手術しており、一年間通して健康を維持できるかは不透明だが、ここまでの投球を見ている限り、エースと呼ぶに相応しい内容を示している。