大谷翔平への申告敬遠で異例の敵地大ブーイング「ツインズファンでさえ本塁打見たい」
8回の第4打席で申告敬遠で勝負を避けられた大谷翔平
■エンゼルス 6ー2 ツインズ(日本時間26日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのツインズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場した。同点で迎えた6回の第3打席で勝ち越しの35号ソロを放ってブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.との差を再び3本に広げると、8回には申告敬遠で歩かされ、敵地・ツインズのファンからも大ブーイングが起こった。
6回1死走者なしでの第3打席で2番手左腕・コロンのスライダーを捉え、右翼スタンドへと突き刺す勝ち越しの35号ソロを放った大谷。1点リードで迎えた8回2死三塁で迎えた第4打席では、ツインズベンチは申告敬遠を選択。勝負を避けられると、敵地にも関わらず、ツインズのファンも巻き込んでスタンドは大ブーイングに包まれた。
エンゼルスファンだけならまだしも、ツインズのファンからも敬遠にブーイングが起こるという事態に、米TV局「バリースポーツ」は公式ツイッターで「ツインズファンでさえオオタニがHRを打つ姿を見たいと思っている」とツイート。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番ジャック・ハリス記者は「そして、オオタニがまたしても敬遠という扱いを受ける」と伝えていた。