快足・大谷翔平号が急停車… 二盗阻止に敵地メディア沸く「勝負のキーだった」

6回に二盗を試みるもアウトとなったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
6回に二盗を試みるもアウトとなったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季、アスレチックス戦での盗塁成功率は100%を誇っていたが…

■アスレチックス 2ー0 エンゼルス(日本時間31日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手はバットだけでなく、足も警戒の対象だ。30日(日本時間31日)のアスレチックス戦で二盗を狙うも刺された場面を、ア軍の地元紙が「ショウヘイ・オオタニの盗塁阻止が勝利のキーだった」として紹介している。「NBCベイエリア」が伝えたもの。

 大谷はこの日「2番・DH」で先発出場。1点を追う6回の第3打席に中前打を放つと、すかさず二盗を狙った。2球目にスタートを切ったものの、ショーン・マーフィ捕手のストライク送球でアウトに。同紙は「ショウヘイ・オオタニはシーズンを通してバットで、肩で、足で試合にインパクトを与えてきた」と指摘したうえで「もし盗塁が成功していたら、単打で同点のチャンスになっていた」と続ける。実際には2死後アップトンとスタッシが連打したものの、エンゼルスは得点できなかった。

 大谷は今季15盗塁を記録しており、前夜にも二盗を決めている。同紙によればこの試合前まで、大谷のアスレチックス戦での盗塁成功率は100%(3企図、3成功)で、ようやくの阻止。それが最高の場面で飛び出したことに「試合中盤の盗塁阻止が試合のターニングポイントになることはそれほど多くないが、今日はそうなる日だった」。エンゼルスは0-2で敗戦し、まさに踏んだり蹴ったりだった。

【動画】まさに「勝負のキー」となった大谷の盗塁死 捕手の強肩もタッチもドンピシャの好プレー

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