ドミニカが7-6でサヨナラ勝ち、米国と対戦へ 健闘イスラエルは敗れ姿消す

サヨナラ打を放ったドミニカ共和国のホセ・バティスタ【写真:AP】
サヨナラ打を放ったドミニカ共和国のホセ・バティスタ【写真:AP】

点取り合うシーソーゲーム、決勝打はバティスタ

■ドミニカ共和国 7ー6 イスラエル(3日・ノックアウトステージ・横浜)

 東京五輪の野球競技は3日、ドミニカ共和国とイスラエルが決勝トーナメント敗者復活戦を戦い、ドミニカ共和国が9回に逆転、元ブルージェイズのホセ・バティスタ内野手がサヨナラ安打を放ち7-6で勝利した。敗れたイスラエルは今大会敗退。ドミニカ共和国は4日正午から米国と敗者復活2回戦を戦う。

 ドミニカ共和国は巨人のCC・メルセデス投手が先発。1回に1死三塁からフリオ・ロドリゲス外野手の右犠飛で先制した。3回には無死一、二塁から敵失で1点を加えた。

 イスラエルは5回、2死一、二塁からミッチ・グラサー外野手が右翼へ適時打し同点、さらにスコット・バーチャム内野手が右前適時打、ボークも絡んで2死二塁からイアン・キンズラー内野手が中前適時打しこの回4得点、逆転に成功した。

 2点を追うドミニカ共和国は6回、無死一、二塁から再びロドリゲスが中前に適時打、1死二、三塁からヨハン・ミーゼス外野手の三ゴロの間に同点に追いついた。さらに7回1死からジェイソン・グーズマン内野手が右翼に勝ち越し本塁打し5-4と再逆転。

 イスラエルは食い下がり、8回、ドミニカ3番手のジャンボ・ディアス投手から先頭のキンズラーが左前打、続くダニー・バレンシア内野手が左越えに2点本塁打。

 ドミニカ共和国は9回、ヨハン・ミーゼス外野手が左翼へ同点弾。メルキー・カブレラ外野手が左前打で続くと犠打で送る執念を見せた。さらに2死一、三塁からバティスタの打球は中前へ鋭く抜けた。

(Full-Count編集部)

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