米国がドミニカ共和国破り準決勝へ進出 日韓戦の敗者と5日に決勝かけて対戦
オースティンがソロ、ディクソン&マクガフが好救援とNPB勢が活躍
■米国 3ー1 ドミニカ共和国(4日・ノックアウトステージ・横浜)
東京五輪の野球競技は4日、横浜スタジアムで敗者復活戦の2回戦が行われ、米国代表がドミニカ共和国代表に3-1で勝ち、準決勝進出を決めた。米国代表は19時から対戦する野球日本代表「侍ジャパン」と韓国代表の敗者と決勝進出をかけて戦う。
米国代表は初回、DeNAのオースティンが四球で出塁すると、カサスが2ランを放ち、幸先よく2点を先制。2点リードで迎えた5回にはオースティンがソロ本塁打を放って1点を追加した。
先発はメジャー通算108勝の実績を誇るベテランのカズミアー。左腕は5回までドミニカ共和国打線にわずか2安打しか許さず、無失点と好投した。6回は元オリックスのディクソン、7回はヤクルトのマクガフがそれぞれ無失点に封じるなどリリーフ陣もリードを守り、準決勝進出を決めた。
準々決勝で侍ジャパンにサヨナラ負けを喫した米国代表だが、今大会は変則的な決勝トーナメントになっている。一度、敗れても敗者復活戦が用意されており、それを勝ち上がれば決勝に進める。ドミニカ共和国に勝った米国代表は、この後行われる侍ジャパンと韓国による準決勝の敗者と決勝進出をかけて戦うことになる。
(Full-Count編集部)