侍ジャパン、金メダルへの脅威はオースティン 米紙も注目「打ちまくっている」
打率.429はチームトップ「あっという間に米国代表のキャプテンアメリカに」
東京五輪の米国代表は7日、金メダルをかけて侍ジャパンとの決勝に臨む。準々決勝で日本に敗れたものの、敗者復活を勝ち上がって再び日米決戦に。大国を引っ張ってきたのは、舞台となっている横浜スタジアムを本拠地とするDeNAのタイラー・オースティン外野手。米全国紙の「USAトゥデイ」も「オリンピックで米国代表のために打ちまくっている」と注目している。
オースティンはここまでチームトップ打率.429、2本塁打をマーク。同紙によると、「この球場は日本での僕の本拠地。だからこの球場でプレーする事は僕にとってまさに手慣れたもの。実に楽しいトーナメントになっているよ」と手応えを語っているという。
決戦の舞台は、勝手知ったる場所。来日2年目を迎え「日本で素晴らしい時間を過ごしているよ。ベイスターズは素晴らしいチーム。マジで最高の時間になっているよ。去年も今年と同じくらい快適な気分の中でプレーできた」とコロナ禍でも異国でのプレーに集中した。
ペナントレースでは頼りになる助っ人だが、侍ジャパンにとっては大きな脅威に。米紙「ニューヨーク・ポスト」も「あっという間に米国代表のキャプテンアメリカになっている」と、その打棒に目を見張る。金メダルの行方を左右するキーパーソンと言っても過言ではない存在。愛する日本の地で、母国を頂点に導く。
(Full-Count編集部)