野球とソフトで史上初の“ダブル金メダル” 侍ジャパンも米国破り37年ぶり頂点
ソフトボール日本代表も米国代表を決勝で破って金メダル
■日本 2ー0 米国(7日・決勝・横浜)
野球日本代表「侍ジャパン」が37年ぶりに悲願の金メダルを手にした。7日、横浜スタジアムで東京五輪の決勝・米国戦が行われ、日本は2-0で勝利。まだ公開競技だった1984年のロサンゼルス五輪以来となる頂点に。日本はソフトボールでも金メダルを獲得しており、史上初となる野球とソフトボールの“ダブル金メダル”も達成した。
侍ジャパンは先発の森下暢仁投手(広島)が快投。初回を3者凡退に封じると、3回に村上宗隆内野手(ヤクルト)のソロ本塁打で待望の先制点を奪った。森下は5回に2死一、二塁のピンチを招いたが、アルバレスをフルカウントから遊ゴロに打ち取って窮地を脱した。
森下が5回3安打で降板すると、6回からは千賀滉大投手(ソフトバンク)、伊藤大海投手(日本ハム)、岩崎優投手(阪神)、栗林良吏投手(広島)とリリーフ陣も米国打線に反撃を許さずに虎の子の1点を守り抜き、歓喜の瞬間を迎えた。
野球競技で日本が金メダルを獲得するのは、まだ公開競技だった1984年のロサンゼルス五輪以来、37年ぶりのことで正式競技となってからは初。ソフトボールは2008年の北京五輪が初の金メダル獲得で、日本が野球とソフトボールで金メダルに輝くのは初めて。侍ジャパンとソフトボール日本代表はともに決勝で米国代表を破って頂点に立った。
(Full-Count編集部)