「どこまで回復するか…」 ダルビッシュが腰の張りで降板、指揮官は早期回復を期待
3回突然の大乱調 指揮官は「推測はしたくない」今後について語らず
■Dバックス 12ー3 パドレス(日本時間13日・アリゾナ)
パドレスのダルビッシュ有投手は12日(日本時間13日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発したものの3回途中5失点で降板。チームも3-12で大敗し、今季7敗目(7勝)を喫した。カブス時代の2017年に記録した自己最多の5連敗に並び、さらに腰に張りがあるという。
6月21日のドジャース戦以来となる白星はつかめなかった。ダルビッシュは初回、2安打を浴びたものの無失点、2奪三振の立ち上がり。2回は2つの三振を奪い三者凡退に抑え、ここからギアを上げていくと思われた。
ところが2点リードの3回に崩れる。1死二、三塁のピンチを招くと、スミスに右越えの2点二塁打を許し同点に。さらにケリーの右前適時打、ペラルタには右越え2ランと畳みかけられた。74球を投げ被安打6本、5失点で降板。今季防御率は3.70となった。
パドレスの公式ツイッターは、降板の際に腰の張りがあったと伝えた。ダルビッシュは今季、腰と股関節の張りを理由に球宴出場を辞退している。
ジェイス・ティングラー監督は試合後、降板時の状況について「3回に張りがひどくなっていったようだ。(マウンドの)彼のところへ行ったとき、腰の両側の張りがどんどん強くなっていると言っていた」と説明。さらにダルビッシュは過去にも、チェイスフィールドでの登板時に同じような状況に陥ったことがあると指摘した。
次回先発への影響やIL(負傷者リスト)入りの可能性を問われると「推測はしたくない」と明言を避け「アイシングなどの治療でどこまで回復するか。明日、明後日にはもっと詳しく分かるだろう」と早期の回復を期待していた。
(Full-Count編集部)