リーグ戦再開で金メダル侍Jメンバーが躍動! 柳田&吉田正が一発、坂本は猛打賞
東京五輪の中断期間が終わり、プロ野球のペナントレース再開
プロ野球は13日、東京五輪による中断期間が終わり、ペナントレースが再開された。試合のなかったDeNAとヤクルトの試合を除く5試合が終わり、東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパンメンバーが躍動した。
まず結果を出したのは柳田悠岐外野手(ソフトバンク)だ。日本ハム戦に「3番・中堅」で出場すると、初回の第1打席で23号の先制2ラン。3球目のファウルが自打球となり、右膝に直撃して悶絶し、平石コーチと本多コーチに肩を担がれて一度はベンチへ。治療を終えてグラウンドへと戻ると、5球目を左翼ホームランテラス席へと放り込んだ。ヒヤリとする自打球にスタンドも静まり返ったが、その後の一発にファンもどよめいた。
柳田は3回の第2打席でも右前安打を放ち、この日は2安打2打点。7回の守備でベンチへと退き、途中交代となった。ソフトバンクでは栗原陵矢捕手が6回の第3打席、第4打席で中前安打。甲斐拓也捕手も7回の第3打席でバスターで三遊間を破る左前安打と侍ジャパンの3人がそれぞれ安打を放った。
五輪全試合に「3番」で出場した吉田正尚外野手(オリックス)にも一発が飛び出した。ロッテ戦の5回に右翼ポール際スタンドにリードを広げる18号2ラン。初回にも二塁打を放っており、こちらも2安打2打点と勝利に貢献した。また、坂本勇人内野手(巨人)は中日戦で初回の第1打席で先制点に繋がる左前安打を放って出塁。3回の第2打席、6回の第3打席でも左前安打を放ち3安打猛打賞と気を吐いた。
浅村栄斗内野手(楽天)は西武戦の5回に左前適時打を放ち、7回にも右前安打を放って2安打1打点。菊池涼介内野手(広島)は阪神戦の初回に左前安打、7回には犠飛を放って1安打1打点とすれば、鈴木誠也外野手(広島)も9回の第5打席で中前適時打を放って1安打2打点だった。近藤健介外野手(日本ハム)、源田壮亮内野手(西武)、梅野隆太郎捕手(阪神)はノーヒット。投手の登板はなく、山田哲人内野手、村上宗隆内野手(ともにヤクルト)は試合がなかった。
(Full-Count編集部)