パイレーツ入団の筒香嘉智は「力強い打撃をもたらすかも」 復調の打棒に地元紙は期待
メジャースカウトのコメントも紹介「速球に苦戦している」
パイレーツは16日(日本時間17日)、ドジャース傘下3Aオクラホマシティから自由契約となった筒香嘉智外野手とメジャー契約を結んだことを発表した。この日のドジャース戦では早速、9回に代打で登場し移籍後初打席初安打をマーク。オクラホマシティで復調を感じさせる打棒を見せていた筒香が、ナ・リーグ中地区最下位に沈むパイレーツの“救世主”となれるか。地元紙は「力強い打撃をもたらすかもしれない」と期待を示した。
地元紙「ピッツバーグ・トリビューンレビュー」の電子版「TribLive.com」は「メジャーレベルで苦戦してきたが、ヨシ・ツツゴウはそれでもパイレーツに力強い打撃をもたらすかもしれない」との見出しで詳報。「彼はメジャーからマイナーに行った男だが、私たちは(マイナーで)明確な向上を見てきた。それが私たちの興味を引いたことであり、彼にここピッツバーグでチャンスを与えようという決断に至った理由だ」とするデレク・シェルトン監督のコメントを伝えた。
メジャー2年目の今季はレイズで打率.167(78打数13安打)、ドジャースで.120(25打数3安打)と低迷。しかし、ドジャース傘下3Aでは打率.257(148打数38安打)、10本塁打32打点を記録。特に8月は打率.378(31打数12安打)、2本塁打11打点と復調の兆しを見せていた。